慈照院(じしょういん)は、東京都文京区にある曹洞宗の寺院。
歴史
1631年(寛永8年)、中山勝信の開基である。妻の慈照院が白眼慈雲に帰依していた関係で、白眼慈雲を開山に迎えた。
1945年(昭和20年)の空襲で、建物は全焼してしまった。昭和30年代に再建して現在に至る。
寺宝等
- 十一面観音菩薩像(本尊)
墓所
- 辰巳屋惣兵衛(侠客)
- 若いころは「平井辰五郎」と称し、任侠として名を馳せた。晩年は、伝通院の鬼門の方角 に、敢えて「辰巳屋」という店 を開く。そして江戸府内の寺社の祭礼に必ず登場し、面白おかしく踊ったことで人気を博した。
- 伊東貞文(塗師)
- 青野叔元(儒学者)
- 秋時憲(儒学者)
- 本部滄洲(儒学者)
交通アクセス
- 茗荷谷駅より徒歩13分。
脚注
参考文献
- 小石川仏教会「小石川の寺院」刊行委員会 編『小石川の寺院(上巻)』小石川仏教会、2002年
外部リンク
- 文京区小石川にある慈照院




