法受寺(ほうじゅうじ)は、東京都足立区にある浄土宗の寺院。
概要
992年(正暦3年)、恵心僧都源信によって開山された。本尊の阿弥陀如来は源信の作という。元々は武蔵国豊島郡下尾久(現・東京都荒川区尾久)に位置していて、天台宗の寺院だった。その後、1264年(文永元年)に浄土宗に転宗し、1753年(宝暦3年)に谷中(現・台東区谷中)に移転した。
1935年(昭和10年)に、浅草の安養寺と合併し現在地に移転した。
寺宝として、寄せ木造りの後深草法皇の尊像と位牌がある。
墓所
- 桂昌院(徳川綱吉生母)
- 浅草の旧安養寺にあったものを移設した。
- 本庄宗資(笠間藩主)
- 関口氏暁(柔術家)
交通アクセス
- 竹ノ塚駅より徒歩14分
- 東武バス北寺町停留所より徒歩2分(経路案内)。
脚注
参考文献
- 足立史談会 編『足立区史跡散歩 (東京史跡ガイド21)』学生社、1992年
関連項目
- 後深草法皇
- 桂昌院




