クリスチャン・リード(Christian Ried、1979年2月24日 − )は、FIA 世界耐久選手権に参戦しているドイツのレーシングドライバー。プロトン・コンペティションのチームオーナーである。
経歴
リードの父、ジェロルドは1996年にプロトン・コンペティションを設立。1999年のFIA GT選手権に参戦して以来、彼のキャリアのほとんどを共にしたチームである。2021年現在、クリスチャンはチームオーナーであり、2021年はユナイテッド・スポーツカー選手権に参戦している。ル・マン24時間レースでは、2006年に初出場。GT2クラスでドライブした。彼は2011年に復帰し、プロトン・コンペティションから出場し、2014年にLMGTE Amクラス2位で初の表彰台を獲得。2018年、コ・ドライバーのマット・キャンベルとジュリアン・アンドローエルと共にクラス優勝を獲得した。2020年、リードは再び準優勝を果たし、ドライバーラインナップでは、リカルド・ペーラがアンドローエルに代わって参戦した。その同じ年、リードはGTEクラスのヨーロピアン・ル・マン・シリーズのチャンピオンを獲得した。
2017年と2018年に、リードはポルシェカップを獲得。これは、シーズン中にポルシェのドライブに最も成功したワークス以外のドライバーに授与される賞である。
また2023年時点、2012年のFIA 世界耐久選手権(WEC)の創設以来、ここまでWECの全レースに出場してきた唯一のドライバーである。
レース記録
ル・マン・シリーズ/ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ
- 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)
インターコンチネンタル・ル・マン・カップ
- 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)
FIA 世界耐久選手権
- 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)
- * : 今シーズンの順位。(現時点)
ル・マン24時間レース
脚注


