パット・カラン(Pat Curran、1987年8月31日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。イリノイ州アイランドレイク出身。チーム・カラン所属。元Bellator世界フェザー級王者。パット・カーランとも表記される。
切れ味鋭い打撃と、従兄のジェフ・カラン仕込みのグラウンド技術を併せ持つオールラウンダー。
来歴
高校時代はレスリング部に所属。卒業後ジェフ・カランの勧めで総合格闘技を始めた。
2008年2月23日、プロデビュー戦となったXFO 22でトニー・ハービーと対戦し、チョークスリーパーで一本勝ち。
Bellator
2010年4月15日、Bellatorシーズン2のライト級トーナメント1回戦でマイク・リッチと対戦し、右フックでKO勝ち。5月6日、準決勝でロジャー・ウエルタと対戦し、3-0の判定勝ち。6月10日、決勝でトビー・イマダと対戦し、2-1の判定勝ちで優勝を果たすとともにライト級王者エディ・アルバレスへの挑戦権を獲得した。
2011年4月2日、Bellator 39のBellator世界ライト級タイトルマッチで王者エディ・アルバレスに挑戦し、判定負けを喫し王座獲得に失敗した。
2011年6月25日、フェザー級転向初戦となったBellator 46のフェザー級トーナメント初戦でルイス・パロミーノと対戦しパロミーノにペルヴィアン・ネクタイを極めて一本勝ち。その後も準決勝、決勝と勝ち上がりトーナメント優勝を果たした。
Bellator世界王座獲得
2012年3月9日、Bellator 60のBellator世界フェザー級タイトルマッチで王者ジョー・ウォーレンに挑戦し、3Rに右アッパーの連打でKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2013年1月17日、Bellator 85のBellator世界フェザー級タイトルマッチで挑戦者のパトリシオ・ピットブルと対戦し、2-1の判定勝ちを収め王座初防衛に成功した。
2013年4月4日、Bellator 95のBellator世界フェザー級タイトルマッチで挑戦者のシャウブラット・シャムカラエフと対戦し、ギロチンチョークで一本勝ちを収め2度目の王座防衛に成功した。
2013年11月2日、Bellator 106のBellator世界フェザー級タイトルマッチで挑戦者のダニエル・ストラウスと対戦し、0-3の判定負けを喫し王座陥落した。
2014年3月14日、Bellator 112のBellator世界フェザー級タイトルマッチで王者のダニエル・ストラウスに挑戦し、リアネイキドチョークで一本勝ちを収め王座獲得に成功した。
2014年9月5日、Bellator 123のBellator世界フェザー級タイトルマッチで挑戦者のパトリシオ・ピットブルと対戦し、0-3の判定負けを喫し王座陥落した。
戦績
獲得タイトル
- Bellatorシーズン2 ライト級トーナメント 優勝(2010年)
- Bellator 2011サマーシリーズ フェザー級トーナメント 優勝(2011年)
- 第3代Bellator世界フェザー級王座(2012年)
- 第5代Bellator世界フェザー級王座(2014年)
脚注
関連項目
- 男子総合格闘家一覧
- Bellator MMA王者一覧
外部リンク
- Bellator 選手データ
- MMAjunkie 選手データ
- パット・カランの戦績 - SHERDOG(英語)




