アキスフォーラック(欧字名:A Kiss for Luck、1979年1月9日 - 不明)は、アメリカ合衆国の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍は1983年のヴァニティハンデキャップ、1981年のアノアキアステークス。

本馬の末裔にピクシーナイトがいる。

経歴

1981年5月15日、ハリウッドパーク競馬場で開催されたメイドン競走でデビュー、初勝利を収めた。初の重賞挑戦で出走した7月のGII・ハリウッドラッシーステークスは4着。10月のGIII・アノアキアステークスで重賞初勝利を収めた。初GIのオークリーフステークスは優勝したHeader Cardに次ぐ2着に好走した。翌1982年は重賞未勝利に終わるが、1983年の7月にヴァニティハンデキャップを制し、GI初制覇。12月のGIII・シルヴァーベルズハンデキャップ(10着)を最後に引退、繁殖入りした。

産駒の何頭かは競走馬及び繁殖牝馬として日本に輸入されている。そのうち競走馬として最も成功したのは9番仔のゴールデンチェリーで、2000年にダートグレード競走のクラスターカップと地方重賞の新春グランプリを優勝する活躍を見せた。また8番仔のシンコウエンジェルは競走馬としては下級条件で引退したが、繁殖入り後に重賞馬を3頭生産する大きな成功を収めた。

アキスフォーラックの牝系は主にシンコウエンジェルを通じて広がっており、2021年にはシンコウエンジェルのひ孫にあたるピクシーナイトがスプリンターズステークスを制している。

戦績

1981年 11戦4勝
  • 1着 - アノアキアステークス(GIII)
  • 2着 - オークリーフステークス(GI)
  • 3着 - デルマーデビュータントステークス(GII)
1982年 10戦2勝
1983年 16戦2勝
  • 1着 - ヴァニティハンデキャップ(GI)
  • 2着 - マスケットステークス(GI)、ミレディハンデキャップ(GII)

繁殖成績

主なファミリーライン

牝系図の主要な部分(太字はGI級競走優勝馬)は以下の通り。*は日本に輸入された馬。

牝系図の出典:牝系検索α

血統表


脚注

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ

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