剣町(つるぎまち)は、福岡県鞍手郡にあった町。
町名は、当町南部にある剣岳に由来する。
地理
- 河川:遠賀川
- 山岳:剣岳(標高125.6m)
- 町の北部は水田地帯。
- 筑豊炭田の一角に位置し、筑前中山炭鉱の鉱区が展開していた。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、鞍手郡中山村、猪倉村、小牧村が合併して鞍手郡剣村が成立。当時の戸数317、人口1,888人。
- 1891年(明治24年)8月30日 - 筑豊興業鉄道(現・筑豊本線)の若松 - 直方間開通により、当村内(小牧)を通る。駅の設置は無し。
- 1919年(大正8年)3月25日 - 筑豊本線貨物支線の小牧連絡所 - 筑前中山駅(貨物駅)間が開業。
- 1952年(昭和27年)8月1日 - 町制施行し、剣町となる。
- 1955年(昭和30年)1月1日 - 古月村、西川村と合併し、鞍手町となる。
交通
- 日本国有鉄道
- 筑豊本線(貨物支線):小牧信号場 - 筑前中山駅(貨物駅)
- ※筑豊本線の本線、貨物支線を含め、旅客扱いをする駅は当時当町内に無かった。
現在はJR九州の鞍手駅、JR西日本の山陽新幹線、九州自動車道と同道の鞍手インターチェンジが旧剣町の地区内に所在し通っているが、いずれも当時は未開通。
脚注
関連項目
- 福岡県の廃止市町村一覧



