綿谷 寛(わたたに ひろし、1957年 - )は、日本のファッションイラストレーター。愛称は、綿谷“画伯”寛

自身の画風を、基本2分類している(「マジタッチ」=1950年代のアメリカンイラストレーション黄金期スタイルを継承した写実画、「バカタッチ」=風刺画や取材ルポなどで用いるマンガタッチ)。

来歴

東京都出身。父は左官。小学3年のとき(当時の実家は板橋)、母が買ってくれた入門書によって漫画家に憧れ、雑誌の懸賞に作品を応募もする。

中学生時代、兄が愛読していた雑誌『MEN'S CLUB』でファッションとイラストに目覚め、ファッションイラストレーターを志す。都立の商業高校ではテニス部に在籍。セツ・モードセミナーに入り、校長の長沢節やイラストレーターの穂積和夫らから指導を受ける。

1979年、雑誌『POPEYE』にてイラストレーターとして活動。

いであつし(コラムニスト)とは雑誌『Begin』連載の「ナウアール」「ナウのれん」などで、タッグを組んできた。2015年9月には伊勢丹新宿店に、いでわたコンビの期間限定セレクトショップが置かれた。

書籍イラスト

  • プロ野球ユニフォーム物語(ベースボール・マガジン社、綱島理友著)
  • 日本プロ野球ユニフォーム大図鑑 上・中・下(ベースボール・マガジン社)
  • 渋カジが、わたしを作った。団塊ジュニア&渋谷発 ストリート・ファッションの歴史と変遷(講談社、増田海治郎著)
  • 絵本 フィリックス シリーズ(枻出版社)
    • ほしのこどもとフィリックス
    • こちょこちょフィリックス
    • はーっくしょん!フィリックス
    • ふしぎなえきのフィリックス
    • なにかな?なにかな?フィリックス
    • きのみをひろったフィリックス

著書

  • STYLE: 男のファッションはボクが描いてきた(小学館)

脚注


「綿谷寛」の画像検索結果 ファッションイラスト、アイビー ファッション、ファッション

【全3回連載/前編】綿谷画伯「純国産ツイード」でビスポークの夢 MEN'S EX ONLINE

「画伯」の名前で親しまれるイラストの巨匠綿谷寛さん THE RAKE JAPAN The Modern Voice of

綿谷画伯のお洒落な仕事術を大公開!ASMのイベントが4/28(金)に開催決定。:アエラスタイルマガジン

綿谷寛 肉筆 イラスト画 / 綿谷寛 Hiroshi Watatani 小宮山書店 KOMIYAMA TOKYO 神保町 古書・美術