長屋 吉忠(ながや よしただ)は、戦国時代の武将。毛利氏家臣。兄は同じく毛利氏家臣の長屋吉親。
生涯
毛利氏の庶家である長屋氏の当主・長屋宗親の次男として生まれ、本家の領地を分与されて別家を立てた。
天文5年(1536年)、安芸国高田郡長屋のうち正光名1町8段、山県郡北方のうち行近名2町5段、賀茂郡高屋のうち今居尻名1町を嫡子の米千代丸(後の長屋元安)に譲ったが、元安は実子の無いまま早世したため、兄・吉親の子である長屋元忠の次男・就安を元安の養子として、家督を相続させた。
永禄8年(1565年)に86歳で死去。
系譜
- 父:長屋宗親
- 母:不詳
- 妻:不詳
- 嫡男:長屋元安
参考文献
- 舘鼻誠「元就・隆元家臣団事典」(河合正治編『毛利元就のすべて(新装版)』新人物往来社、1996年)
- 『萩藩閥閲録』巻82「長屋勘兵衛」



