このサルゲッチュ (アニメ)では、以前放送された「レッチュ ゲッチュ サルゲッチュ」、「サルゲッチュ 〜オンエアー〜」と、「サルゲッチュ 〜オンエアー〜 2nd」、またサルゲッチュの映画について説明する。

『レッチュ ゲッチュ サルゲッチュ』

テレビ東京系列で放送されている人気番組『おはスタ』内で期間限定放送されたアニメ。

1話約45秒のショート、ヒカルとピポサルたちが繰り広げるギャグ仕立ての展開で、全76話である。

登場キャラクター
ヒカル
天然ボケな小学4年生。

『サルゲッチュ 〜オンエアー〜』

テレビ東京系列6局ネットで放送されていたバラエティ番組『おはコロシアム』(毎週土曜、8時30分〜9時00分)枠内にて2006年4月8日〜9月30日まで約10分間のミニアニメが26話制作・放送された。ここでは以下"第1期"と呼称する。

番組内に2つのアニメコーナーがあり、本作は番組後半で放送(前半枠は『ロックマンエグゼBEAST 』)。アニメーション制作を担当したXEBEC初の全編3DCGアニメ作品でもある。但し、シリアスな場面など重要な場面、或いはネタとして(特に第二期)2次元静止画、セル画アニメが使用されることもある。

原作のゲーム版の要素を取り入れながらもオリジナルのストーリーを展開する内容である。初期はシリーズの原点である『(初代)サルゲッチュ』的な展開であり、カケル達がピポサルを捕まえてスペクターの悪巧みを阻止すると言う内容が主だった。後期はチャルが実体化したりピポトロンJ達との戦いが行なわれるなど『ミリオンモンキーズ』の要素を包括した展開へと変わって行った。『2』や『3』の要素は殆ど無く、主要人物も基本的に『初代』・『サルバト~レ』・『ミリオンモンキーズ』のシリーズに準じている。しかし、ヒカル・ピポッチ・ウッキーファイブ・ピポトロントリオ・サトル・サヤカ・アキエ・Dr.トモウキは登場しなかった。

なお第1期の各話サブタイトルは、テレビ東京(及び系列局)で過去・現在に放送した番組の名をパロディ化している(詳細は下記参照)。

登場キャラクター

スタッフ

  • 原案 - ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン
  • スーパーバイザー - 細谷恵、兼高克志、佐上靖之
  • 監督 - はばらのぶよし
  • シリーズ構成 - 荒川稔久
  • アニメーションデザイン - 浅賀和行
  • 3DCGディレクター - 長谷川歩
  • 美術監督 - 渡辺佳人
  • 色彩監修 - 関本美津子
  • 撮影監督 - 広瀬勝利
  • 編集 - 伊藤潤一
  • 音楽 - 酒井陽一
  • 音響監督 - 山田知明
  • プロデューサー - 服部恵大
  • アニメーションプロデューサー - 下地志直
  • アニメーション制作 - 小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント、XEBEC

各話リスト

その他

  • 16話からは連続したストーリー、18話〜20話はピポトロンステージ編、23話〜26話はラストバトル編。
  • 26話のみ、OPはカットし、最後にピクニックシーンとともにOPの曲が流れ、最後に「サルゲッチュ 〜オンエアー〜」のロゴを表示した。

『サルゲッチュ 〜オンエアー〜 2nd』

第1期と同じく『おはコロシアム』にて2006年10月7日より2007年9月29日まで放送。ここでは以下"第2期"と呼称する。

第2期も第1期と同様、番組後半のアニメコーナーで放送(前半枠は『流星のロックマン』)。

基本的には第1期のスタッフ・メインキャストにより、新しいエピソードが語られる。また、第1期のサブタイトルがテレ東番組名のパロディだったのに対し、第2期では映画のタイトル名をパロディにしている。

初期はピポトロントリオが悪役として登場しながらも、通常通りピポサルを捕まえる内容だったが、『ピポサルレーサー』をモチーフにした長編や、中期からは再びスペクターが悪役に据えられ、ウッキーファイブの登場やゲットヘルの使用(ピポサルを操る)が始まったりと、『サルサル大作戦』の要素も取り入れた展開となった(ピポトロントリオが味方になると言った『サルバト~レ』的要素もある)。終盤は完全にオリジナルの展開となっている。しかし、サトル・サヤカ・アキエはゲストキャラとして登場するが、ヒカル・ピポッチ・Dr.トモウキも登場しない。

第1期に比べるとシリアスな描写や感動的なシーンは少なくなり、脱力系のシュールギャグや子供には厳しいネタ・パロディ、荒唐無稽な演出が増加している。

2007年9月29日をもって終了し、同年10月6日からはアニメ『デュエル・マスターズ』シリーズに交代した。

第1作と共にDVD化や有料配信していない為視聴困難である。

登場キャラクター(2nd)

スタッフ(2nd)

  • 原案 - ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン
  • スーパーバイザー - 細谷恵、兼高克志、佐上靖之
  • 監督 - 神谷純
  • シリーズ構成 - 荒川稔久
  • アニメーションデザイン - 浅賀和行
  • 3DCGディレクター - 長谷川歩
  • 美術監督 - 渡辺佳人
  • 色彩監修 - 伴夏代
  • 撮影監督 - 広瀬勝利
  • 編集 - 伊藤潤一
  • 音楽 - 酒井陽一
  • 音響監督 - 山田知明
  • プロデューサー - 服部恵大
  • アニメーションプロデューサー - 下地志直
  • アニメーション制作 - 小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント、XEBEC

各話リスト(2nd)

オープニング

  • おなじみサルゲッチュ!(歌:おはガールキャンディミント)
    • 13話からOPのアニメ及び若干声が変更された。
    • 26話からはOPのアニメが変更された。

挿入歌

  • 暴走人生(歌:ピポトロンブラザーズ)

その他(2nd)

  • 9話 - 12話(ピポサルレーサー編)、22話 - 25話(人類サル化編)、38話 - 40話(ハカセ救出編)、47話 - 51話(ロボット対決・ジテマキャノン編)は連続したストーリーとなっている。
  • 22話でピポトロンブルーが「『欽ちゃんの仮装大賞』みたいな後ろのメカもなくなっちまってる」と言う台詞を発するが、「ピー」音が入れられ、「…ちゃんの仮装大賞みたいな後ろのメカもなくなっちまってる」となった。
  • 25話、51話ではオープニングを飛ばし、最後に通常のOPを流した。
  • 一応、この枠は子供向けの時間帯であるため、サブタイトルの漢字にフリガナを付加している(簡単なものには付加されていない)。
  • 作中ではハルカのスカートが揺れるシーンがいくつかあり、26話でもナツミのスカートが不自然なほど揺れているシーンがある。しかし、子供向けアニメと言う位置付け故か、彼女らのスカートがめくれてパンツが見えることはない。

『劇場版サルゲッチュ 黄金のピポヘル・ウッキーバトル』

2002年の夏に公開されたCGアニメーション映画。

同時上映は『爆転シュート ベイブレード THE MOVIE 激闘!!タカオVS大地』。

外部リンク

  • 小学館プロダクション サルゲッチュ オンエアー - ウェイバックマシン(2006年10月20日アーカイブ分)
  • 小学館プロダクション サルゲッチュ オンエアー 2nd - ウェイバックマシン(2007年8月27日アーカイブ分)
  • テレビ東京 サルゲッチュ オンエアー 2nd - ウェイバックマシン(2007年11月4日アーカイブ分)
  • XEBEC - テレビシリーズ「サルゲッチュ 〜オンエアー〜」
  • XEBEC - テレビシリーズ「サルゲッチュ 〜オンエアー〜 2nd」

サルゲッチュ オンエアー NeoApo アニメ・ゲームDBサイト

個別「サルゲッチュ2」の写真、画像 アニメ・キャプ等 megyumi

サヤカ /Gin Illustrations ART street

サルゲッチュ ~オンエアー~第1話「出没! おサルちっく天国」 YouTube

サルゲッチュ サルバトーレ NeoApo アニメ・ゲームDBサイト