山目町(やまのめまち)は、1948年(昭和23年)まで岩手県西磐井郡にあった町。配志和神社の鎮座する蘭梅山が山地の要の位置に有ることから「山の要」転じて「山目」になった。および、湿地を好む荻が咲くと一面に赤くなることから「赤荻」となったと伝承されている。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行にともない、山目村と赤荻村が合併して新制の山目村が発足。
- 1948年(昭和23年)1月1日 - 町制施行し、山目町となる。
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 一関町・中里村・真滝村と合併して一関市となる。
産業
1911年(明治44年) - 山十組一関製糸所、山目村字竹山にて創業開始。
教育
- 1873年(明治6年)7月19日 - 赤荻小学校創立。
- 1874年(明治7年)5月1日 - 山目小学校創立。(蘭梅山麓の梅森真守宅の寺子屋を小学校に借用し開校)
- 1887年(明治11年)8月1日 - 赤荻学校支校創立。(→笹谷小学校)
- 1927年(昭和2年)9月 - 県立一関女学校、一関町より山目村向中野に移転。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 山目中学校発足。
交通
- 国鉄東北本線:山ノ目駅
脚注
出典
参考文献
- 『郷土讀本』(岩手縣西磐井郡山目尋常高等小學校、1935)
- 『岩手県町村合併誌』(岩手県総務部地方課、1957)
- 『山目史』(山目史を作る会、1993)
関連項目
- 岩手県の廃止市町村一覧




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